二十歳

ついこの間二十歳になった私は、何を考えていたか。

何も考えていない。

いや、考えていないようで考えているのかもしれないが、考えることはめんどくさいので考えているということにしないようにしているという方が正しいのかもしれない。

こんなことを言うと、なんか深い思想を持ってそうだと思われるかもしれないが、そういうわけでもない。基本的に何も考えていない人間である。

私は基本的に、「明日死んでも、今この瞬間死んでもいい。」というマインドで生きている。

というのも、人間いつか死ぬんだから他人のことなんか気にしてられっかという気持ちと、悩んで死ぬくらいなら好きなことして幸せ死にたいと思っているからだ。

人に干渉するのが嫌いなのではなく、めんどくさい。人と関わることが嫌いなのではなく、めんどくさいのだ。(ただここで言っておきたいのは、いついかなる時もそうであるということではなく、そういう時間が多いということで、人と話すのが嫌いとか苦手とかそういうことではないということ。)

こうやって自分の事を文章に書き表すと、改めて私という存在が一番めんどくさいなと思うし、よく今まで生きてこられたなと感じる。そしてこんな私と友達でいてくれる人間がいることに心底驚くし、逆にその友達の人間性を疑う。(最低)

何故こんなものを急に書き出したか、人間の脳は使わなければ退化する一方であり最近頭を使うことが無かったので、これはまずいと思い二十歳になった記念(?)と記録を兼ねて書いてみたが、まるで中身がなく、私という人間を映し出した鏡のようである。

「本当に面白みも無いしつまらない」これが私である。

自分の事を卑下しているわけでもない、ただそういう事実があるというだけである。